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故に世の中おもしろい(オモロイ電気風呂)

オモロイ電気風呂

 
浴槽に微弱の電気が流れる「電気風呂」。東京の銭湯ではあまり見かけなくなったが、大阪の銭湯にはたいていある。

あんなもの、どこがいいのだろう。そんなことを思っていてもファンは多い。

大阪・通天閣の真下にある老舗(しにせ)銭湯「新世界ラジウム温泉」。ここの電気風呂の浴槽は広く深い。「1回につき3分以内。1日3回まで」の注意書き。心臓病の人や飲酒後の入浴は禁物だが、先日訪れたときもおじいさんが気持ち良さそうに湯船に身を沈めていた。

浴槽に設置した電極板から電気を流す。電源装置は銭湯の裏手の釡場に置かれ、出力電圧0〜10ボルトで調整できるようになっている。大阪は東京より電力が強いそうだ。

「もともとアトラクション的な意味合いが強かった。オモロイことが好きな大阪人の気質にぴったりや」と銭湯の経営者。

で、このオモロイ風呂、いつ世に現れたのか。名古屋にある電気風呂の設計・製造会社によると、「大阪物療専門学校」(堺市)の初代校長、田中金造博士が1949年に電気風呂の効能を裏づけたのが始まりらしい。「電流に依り治療する場合は安全無害にして顕著なる効果を有する」。神経痛やリウマチ、不眠症などに効き目があると説く。

それにしても大阪は東京とは全く異なる銭湯文化が根づいている。温泉でもないのに「○×温泉」と屋号に掲げている銭湯も多い。ま、どうでもええやろ。極楽、極楽……。心の中で唱え、電気風呂につかる。また一つ、大阪で見つけた銭湯の楽しみである。

朝日新聞編集委員 小泉 信一




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