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寝ても覚めてもすぽーっ!(王者の中の王者)

王者の中の王者


今回はボクシングの話にお付き合い願います。

格闘技には距離を感じる人もいるでしょう。原因は拳で倒す激しさに加え、本当に強いのが誰かわからない難解さ、でしょうか。

なにしろ国内の規定では最軽量のミニマム(47.62キロ)からヘビー級(90.72キロ超)まで17階級に分かれます。また主要団体だけで四つあり、それぞれに王者がいます。ほかにも暫定や統一、複数階級制覇といった王者の呼称もあります。

この疑問を解きほぐす方法に「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」があります。体重差がないと仮定した状態で、複数の指標を組み合わせて比べます。

PFPへの関心を国内にも広げたのが井上尚弥選手(27)です。米専門誌による全階級を通じたPFPの世界ランクで、この数カ月間に2位へ。

彼は軽い方から五番目のバンタム級(53.52キロ)にもかかわらず、速さに加えて相手が拳を出す瞬間のすきに打ち込むカウンター攻撃など、高度な技術と圧倒的な破壊力の持ち主です。

世界的に注目されたのは主要4団体の王者などが競うスーパーシリーズ(WBSS)で、5階級を制覇したノニト・ドネア選手からダウンを奪って優勝したことでした。2020年10月には米・ラスベガスに進出。過去22戦21勝の強豪を7回KOで沈めました。

日本選手の世界戦はもっぱら国内で行われてきました。内弁慶で海外から評価されるボクサーは少なかったのも現実です。

井上選手の拳に、日本人ボクサーのイメージを変える可能性を感じます。

朝日新聞論説委員 西山良太郎