フェアトレードを逗子から広めて
世界とつながる平和なまちづくり
逗子フェアトレードタウンの会
写真提供:逗子フェアトレードタウンの会
開発途上国の生産者・労働者、女性など弱い立場の人々の自立を、買物を通して支援する国際協力活動がフェアトレードです。先進国で安く商品を売るための不当な低賃金労働や児童労働、薬品の過剰使用などないよう労働環境にも目を配る、人権の尊重に資する平和活動でもあります。
「逗子をフェアトレードタウンに」
という思いを共有したメンバーで2011年5月逗子で行われたイベント「フェアトレードのある暮らし」を通して地域でフェアトレードに取り組む意義について語り合った人たちで勉強会を発足、その思いが共有され継続した活動になります。
その中で目指したフェアトレードタウンとは、フェアトレードの理念が自分たちのまちで広がり根付くように、市民が中心となり進め、市民団体、行政、企業、学校などが一体となってフェアトレードの輪を広める運動です。
意欲的な活動が認められ逗子市議会の支持決議採択を経て、逗子市長による宣言で「フェアトレードタウン認定基準」が満たされ、2016年逗子市は日本で3番目、関東初となる「フェアトレードタウン」に一般社団法人日本フェアトレードフォーラムより認定、イギリスから世界に広がり2000都市を超える国際的なフェアトレードタウン運動のリストにも掲載されました。
逗子フェアトレードタウンの会では、これまで、世界の現状やフェアトレードを知るための講座、シネマ・アミーゴでのフェアトレード映画祭、若い世代の活動を促進するユース・プログラム、市と共催の国際文化フォーラム、フェアトレード食材の胡麻を使用した市内小中学校給食、「逗子珈琲」や福祉×フェアトレードのウェルフェアトレード「ずしチョコ」開発、フェアトレードの食材を使用したランチが期間限定で食べられるフェアトレードランチキャンペーンetc.積極的に活動しています。
毎年5月はフェアトレード月間
世界中でフェアトレードを広く知って頂くためのイベントが実施されます。逗子でもまちぐるみでフェアトレードを盛り上げるイベントが盛りだくさん!
「食べて応援!フェアトレード×ローカル ランチキャンペーン」(詳細) は市内協力店舗でフェアトレード食材と地産地消の食材メニューを食べたり(テイクアウト・ディナー含む)フェアトレード商品の購入を促進!今年は3店以上回ると抽選で「逗子珈琲」が当たるスタンプラリー開催中! 22日には映画「マイクロプラスチック・ストーリー~ぼくらがつくる2050年~」をオンライン(Zoom) 上映、ニューヨークと結んで監督とのトークもあります。(詳細)他に図書館や交流センターでの展示も!