約100年前に思想家・柳宗悦(やなぎむねよし)が説いた民衆的工藝、「民藝」。日々の生活のなかにある美を慈しみ、素材や作り手に思いを寄せる「民藝」のコンセプトはいま改めて必要とされ、私たちの暮らしに身近なものとなりつつあります。本展では、民藝について「衣・食・住」をテーマにひも解き、暮らしで用いられてきた美しい民藝の品々約150件を展示します。また、いまに続く民藝の産地を訪ね、そこで働く作り手と、受け継がれている手仕事も紹介。現在の民藝ブームに大きな役割を果たしてきた元BEAMSディレクターのテリー・エリスと北村恵子のおしゃれな自宅インテリアを再現したコーナーも必見です。柳が説いた生活のなかの美、民藝とは何か。そのひろがりと今、そしてこれからを展望する展覧会です。
詳細
6月30日(日)まで
月曜日休館
世田谷区・世田谷美術館
一般1,700円、65歳以上1,400円、大学・高校生800円、中・小学生500円、未就学児無料
問い合わせ
ハローダイヤル 050-5541-8600
公式サイト https://mingei-kurashi.exhibit.jp/
*開催情報が変更になる場合があります。最新情報は、問い合わせ先や公式サイトでご確認ください。