写真記録集「古都鎌倉へのまなざし」/鎌倉小町

懐かしい鎌倉︕初めてみる鎌倉発見︕

写真記録集「古都鎌倉へのまなざし」
1950-1985 時を見つめた写真家たち

神奈川県最古112年の歴史を持ち、市内5館でみなさんの読書研究生活を応援している鎌倉市図書館では、クラウドファンディングを通じ多くの方々のご支援をいただき昭和の鎌倉写真記録集『古都鎌倉へのまなざし』を出版しました。
定価3,000円(税込) A4変/並製/256㌻ 図書館5館及び市内書店で販売中︕

古都鎌倉へのまなざし 
1950-1985 時を見つめた写真家たち
第Ⅰ章 鈴木正一郎 鎌倉を見つめた28年間の記録
 第1節 くらしと人々
    駅を中心に 江ノ電が走る 
    谷戸を歩く 里山に暮らす
    海に遊ぶ 海で働く
    いにしえから続く祈りと祭り
 第2節 町の風景―地域に見る鎌倉の今昔
    鎌倉地域 腰越地域 深沢地域
    大船地域 玉縄地域 近隣地域
 第3節 変わる鎌倉―未来に残したい美しい景色
    山稜部のなかへ 切通のある風景
    石碑・石仏 文化財の修復
    鎌倉のやぐら 湘南モノレール
    宅地造成の時代
第Ⅱ章 皆吉邦雄 北鎌倉の小さな写真館から
 鎌倉五山円覚寺近くにて 鎌倉カーニバル
第Ⅲ章 安田三郎 鎌倉国宝館カメラマンの奮闘
 文士・文化人を撮る 空から見る
 月間「鎌倉市民」の時代
撮影者紹介   ほか寄稿文等も多数収録

失われゆく鎌倉の風景をみなさんの記憶に残したい︕
全日本写真連盟に所属する写真家として毎週のように鎌倉の写真を撮り続けた鈴木正一郎氏、長らく北鎌倉で写真館を営み、スタジオ写真はもとより小中学校の遠足等にカメラマンとして同行した皆吉邦雄氏、鎌倉国宝館カメラマンで鎌倉の史跡・文化や風景を数多く撮影した安田三郎氏、3人の写真家のご遺族より図書館にご寄贈いただいた写真・ネガを元に構成、同じ場所で撮影した現在の写真も収め「今昔写真集」としました。

鎌倉市中央図書館

25-2611
鎌倉に関する郷土・地域資料の内、幕末以降の博物館的資料を中心に扱い研究する「近代史資料室」では、収集・整理した写真や古文書資料を機会を捉えながら写真展・写真集等にて公開しています。
地域館(大船・深沢・玉縄・腰越)